生まれでる赤ちゃんの体重が小さいと産みやすいとは思わない。
それはなぜか?
赤ちゃんは小さいのに分娩時間が2日も3日もかかることはよくある。
2500gの赤ちゃんで、難産の末に産道裂傷深く産後の回復に苦労したママもいる。
逆に、
赤ちゃんの体重が大きいから産み難いとも思わない。
4000g超えの赤ちゃんで、さほど時間かからず裂傷のないママがいる。
なんと身長が150cm以下、医学的に低身長で狭骨盤、難産ケースと言われているママが3回とも3600g前後の赤ちゃんをご安産されておりびっくりしたこともある。
「よくぞその小さい骨盤で大きな赤ちゃんを!!!さぞかし妊娠中も子宮が重たかったことでしょう!!」
大きなベイビーをご出産されたのは本当にミラクル!
「よくぞ直径10センチもの大きな赤ちゃんの頭を出す(通す)ことができました!天晴れ!!!」です…。
しかし、
赤ちゃんの大きさが安産と難産を分けるわけではない。
赤ちゃんの大きさで出産の大変さは語れないと思う。
大きくても大変!小さくても大変なのです!
私の脳裏に焼きついている我が師匠の言葉。
それは、
(例えがとても悪いが分かりやすい)
『便秘のひどい時、何十分もトイレで闘い抜いて出てきたモノの大きさはどんな?』
逆に
『快腸の時に勝手に出てくるモノの大きさは?』
さてこんな質問ですが、どう思います??
便秘の経験のある私にはピンとくる例えなんですよ、これ。
苦労してカチコチの親指姫を出したこともあるし、苦労せず立派なバナ○さんを出したこともあるw…
答えは、大きいから出しにくい訳ではなくむしろ大きいものを出した方がスムーズで気持ちが良い!!!
確かにご出産の体験の中に、産むのはスッキリ気持ちがよかったです💗との感想も時々聞きます。
要するに、
畑が熟しているかどうか?
ベストのタイミングかどうか?
出したくなって勝手に出る!!こんな状況がほしいですね。
勝手にスルスルと出る!!!
出産も排便も思考の世界でコントロールは難しいということ。
畑という「膣や会陰」を含めた軟産道の条件が良ければ出しやすいし傷つかないのかと思います。
それは通るもののサイズの問題だけではない。
・畑に肥料や栄養が常に届けられているか?
・畑に肥料や栄養が常に届けられているか?
・畑が耕されて(伸縮運動ができて)柔軟性のある軟産道なのか?
・ベストのタイミングを逃さない感性が意識によって押し殺されていないか?
・不安や恐怖が強すぎないか?
・周りの時間軸に振り回されていないか?(おかれている環境や予定、時計の時間)
・人意的な時間軸ではなくからだの時間軸に支配される環境に身を置いた経験があるか?
この辺りがとても大切になってきます。
赤ちゃんを産みやすい、産みにくいの判断は
赤ちゃんの大きさの情報に左右されることなく、
普段から柔軟な産道をキープできるようにしたいです。
(軟産道と皮膚の伸びをよくする)
赤ちゃんの推定体重が小さいから産みやすいと誤認しないこと
赤ちゃんの推定体重が大きいからといって恐怖に思わないこと
産みやすいからだ作りの対策として
1、しっかりと栄養を摂ること
(タンパク質不足を避ける!コラーゲン同士を結びつける働きはタンパク質だそうです!)
2 、骨盤内を硬くする座り方をしないこと
(ソファーへのずっこけ座りはしない、尾てい骨を寝かせた圧迫体勢はしない)
3、骨盤内の柔軟性を作り出す体操をしっかりと行うこと
(猫ポーズや四つはい運動https://youtu.be/60r0uw8XVWQ
https://youtu.be/mB4SkLPmqWQ
(トイレで安産練習 https://youtu.be/_4SzUc5NIL0 )
*いくつもyoutubeで解説もしているのでぜひご覧くださいね。
もっと詳しく知りたい人は
心音助産院のホームページより販売のDVDをご覧頂き、じっくり毎日実践していきましょう!
あなたの安産を応援しております。
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